このたびはお問い合わせいただきありがとうございます。
ご入力いただいたメールアドレス宛に受付確認メールをお送りしましたのでご確認ください。
確認メールが届いていない場合には、メールアドレスが誤っているか、確認メールが迷惑メールフォルダ等に振り分けられている可能性がありますので、再度ご確認をお願いいたします。
なお、お問い合わせ内容につきましては、通常3営業日程度を目処に、弊社担当者よりご回答させていただきます。
いましばらくお待ちくださいませ。
万一、ご回答メールが届かない場合は、送信トラブル等の可能性もありますので、大変お手数ではございますが、もう一度フォームよりお問い合わせいただくか、お電話にてお問い合わせをお願いいたします。
今後ともご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。
Product
Room Roots×宮創製陶所 九谷焼Plant pot
『Condo』-コンド-
–
植物がそばにある暮らしは、私たちにエネルギーと安らぎを与えてくれます。
新しい芽吹き 風に揺れる葉っぱ 陽射しが映す優しい木陰
植物がそこで生きている、それだけで自然とリンクしているような気持ちにさせてくれるのです。
ですが植物は本来、大地に根を張り生きているのが自然体の姿です。
そう思うと途端に、鉢に植えられて限りあるスペースの中で生きている姿にどことなく窮屈さと申し訳なさを覚えてしまいます。
だからこそ、共に暮らすパートナーに少しでも自然に近い住み良さを感じて欲しいと思い、『Condo』を作りました。
大地から生まれた素材を使って作り、飾りっ気のない『土』を表すカラーリングにこだわり、まるで自然の中にいるように感じられるよう、リスペクトと感謝を込めて。ブランド名のCondoは植物にとって大切な根と土、つまり根（こん）と土（ど）から来ています。
そして居住性の高いリゾートマンションをイメージするCondominium（コンドミニアム）の略称でもあります。
大切な根と土、それを包むのは居心地の良い部屋のような鉢。
『Condo』は植物の「住み良い」を考え、生き生きとした植物たちと共に暮らすためのアイテムです。
※画像はイメージサンプルになります。
九谷焼のRoots
−
九谷焼は石川県南部に位置した、金沢市、小松市、加賀市、能美市で生産されている磁器です。
この九谷の地名の由来ですが諸説あり、まずは山中温泉が一番目。大聖寺川上流へは旧西谷村の栢野大杉（かやのおおすぎ）がある村落を二番目。そうして数えていくと九番目の村落が九谷でそこから名付けられたという説。
他にも『加州名跡誌』に「山広く方五里にわたり谷深くして九百九十九谷あり、略して九谷という」という記述もあり、それで九谷と呼ばれるようになったという説。他には地元の伝承や谷が多い事から、最高数字の九とした説があります。
花坂原石山は九谷焼の原点であり
伝統工芸の奥深さを感じられる場所
再興九谷「若杉窯」が開かれてから200年以上となる伝統工芸・九谷焼。その原石採石場として花坂は知る人ぞ知る九谷焼の原点の地で日本有数の陶石山です。この陶石を粉砕して粘土にすると腰が強くてやきもの作りにぴったりなことが分かったのです。
一般的には南加賀でつくられる色絵磁器を「九谷焼」と呼んでいますが、専門家の中には「花坂の原石を使わないと九谷焼ではない。真の九谷焼とは、ここの陶石を使って、九谷の絵の具や方法で絵付けをし、九谷の窯で焼いたものなのだ」という意見もあり、花坂陶石場で採掘した陶石がいかに良質であるかを表しています。
小松市八幡は、江戸時代末期から続く九谷焼の素地生産地です。
置物の産地として発展したのは、技術的な問題から白い素地をつくることが困難だったため、素地の造形力で勝負に出るしかなかった背景があります。
実際に採石場に行くと、そこにあるのは茶色の石ばかり、しかし先人達の努力により今では真っ白な素地が作られるようになりました。ここの茶色はチタンや鉄分が含まれている証なので、そこに松の薪を焚いて還元焼成しながら登り窯で焼き上げると、白っぽく焼きあがり、絵付けの工程へとすすむことができるのです。そういった手間がかかっていると考えると、さらに伝統工芸の奥深さを感じられます。
現代では電気窯やガス窯が使われ、宮創では受け継がれた技術力と現代の技術力とを融合し、特別な新しさを持たせるのではなく、どこか懐かしさも感じる新しさ、また多種多様な価値観を取り入れ、商品開発を行っています。
九谷焼の特徴は、鮮やかな色使い。九谷五彩（赤・黄・緑・紫・紺青）を基本色に、上絵の具で重厚感たっぷりに絵画のような美しい絵柄が描かれていることは広く知られていますが、その美しい絵付けを下支えしている粘土製造、素地製造がこの小松市にあり、その多くは知られていません。
私たちは、九谷焼の絵付技術や様式の継承だけではなく、その背景にある山や環境のことも未来へ繋げていきたいと思い、継承された伝統を活かしながら、また今までの九谷焼にとらわれず、現代のインテリアやライフスタイルに合わせた“ものづくり” この土地・伝統文化をその先の100年へと繋げ全てが一体となるものづくり“新たな価値”を生み出します。
植物は生き物
–
植物にとって気持ちの良い環境は、人にとっても気持ちの良い環境になります。
植物たちがインテリアとして効果的ということだけではなく、彼らの居心地の良い環境を整えるとおのずと部屋が快適になります。
土の材料の多くは岩で、時間の経過や凍ることにより岩が細くなり、砂状になっていったものです。植物は土の支えにより自立でき、土は水や有機物などの栄養素、空気など植物の成長に必要なものを保ちます。
全てに九谷焼で使われる小松市八幡の花坂原石山で採れる「花坂陶石」を使い、植物にとってより自然に近い環境を作りました。
根と土は植物にとって大切なものであり、『Condo』は植物が住む家、部屋のような鉢。植物にとって「住み良い」を考え、人と植物が生き生きとした暮らしを楽しめるよう、山や植物の葉、根、土などをイメージしたナチュラルなカラーリングと風合いにしました。
当窯の職人がひとつひとつ手作業で施しており、釉薬の色むらがある場合がございます。これらは焼き物特有の個性となりますので、釉薬による風合い、それぞれの表情をお楽しみください。
※画像はイメージサンプルになります。
石川県小松市のインテリアショップ「Room Roots」
県内唯一の取り扱いブランドもあり、デザイン性が高い家具や、ギフトにも使える生活雑貨、インテリアグリーンを取り扱っています。
